なぜ同じ場所へ何度も旅行に行くのか
「人生に決まりなんてない」今話題の『姉ageha』ギャル編集長に自分を貫く勇気をもらった | Dybe!
- [再録コメント]
生きてく上で「しちゃいけないこと」は沢山あるけど、「しなきゃいけないこと」は何もないと思う。
2019/04/16 17:13
先日、リゾート地に旅行に行ってました。
毎年同じ時期に、同じ場所へ旅行に行きます。
もう何年も通っているので、泊まる宿の人たちや、この時期に同じように旅行に来る人たち、何人かと顔なじみになります。
そういう人たちと、ただ何となく海に入ったりお酒を飲んだりします。
同じ時期、同じ場所に集まって、どこに住んでいて何をしているのかよく知らない人たちと話す。そういう環境に身を置きにいくのです。
長く同じ仕事をしていると、少しづつ自分の専門分野というものが出来上がっていき、はたから見れば非常に細かい部分が気になるようになっていきます。
神は細部に宿る、ともいいますから、それは決して悪いことではないと思うのですが、専門分野に特化して局所的に視野が狭くなると、今までは見えていたことが見えなくなっていくことがあるように思います。
そういう偏りをリセットするために、肩書のない者になりにいくのです。
仕事は仕事として、それなりに矜持を持って世の中の役に立つことをしているつもりではありますが、その一方で私の仕事なんかで世の中が良くなることなんて別にないんじゃないか、と思ったりもします。
感覚論になりますが、日常生活の85%くらいは、究極、どうでもいいことです。
その感覚が妥当かどうかを確かめるために、毎年同じことをしにいっています。