あかなまの"想い出づくり"

はてなブックマークで書いたコメントの余談と補足と自分語り。

「結婚しないの?」「独立しないの?」とか言われるつまらなさ

 

第4回 #トクサツガガガ 特撮オタ・ドルオタ・アニオタの三つ巴カラオケの仕上がりが完璧過ぎる! - Togetter

毎回なぜか泣けてくる。好きなものを好きと言うことがなぜこうも辛いのか。

2019/02/09 14:30

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プライベートで言えば「好きな人いないの?すぐに結婚できそうなのに…」。

仕事で言えば「独立する気ないの?そしたらもっと大きな仕事ができるのに…」。

 

お酒の席でたまにこういう話題になる。

本人の意思を確認しないままこういう話になると、私は途端にその場がつまらなくなってしまう。
私が言われて嫌になる、という話ではなくて、自分と関係ない誰かに向けられてた発言であっても、聞いててつまらない。

 

言った当人に悪気がないことは解る。というか、むしろ相手を気遣った褒め言葉のつもりなんだと思う。


でも、つまんない。

せっかく褒めているのに、何故か。

 

言った当人の「結婚は良いもの」、「独立は良いもの」という思い込みが、無自覚に垂れ流されているのがしんどい。
そうであって当然という価値観を酒席に持ち込まれるのが、シラけてしまう。


田亀源五郎が描いた漫画『弟の夫』で、ゲイの弟とその夫に否定的だった主人公の弥一が、最終的に2人を受け入れながら自分を振り返るシーンがある。


そこで弥一が思うわけですよ。

本人が望むことならただ見守り、幸せならば祝福する。そんな単純なことだったのに。

と。

 

そう。私がつまらなくなってしまうのは、そういうことかもしれない。

 

ここまで書いて自分の考えが整理できた。

私は、自分と違う他人の価値観を理解しようとして、それを尊重できる人が好きなんだ。

私がそう思うなら、それでいいんだ。