2020年6月に私の身に起こった事まとめ
死ぬ前に読み返す用。
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『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』を観る
ヨーロッパ企画の角田貴志氏が脚本ということで妙に評判が良い『すみっコぐらし』をAmazonPrimeで観る。
端的に言うと、もう二度と会えない人のことに思いを馳せる映画であった。
私の勝手な印象としては『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』に似ている。
泣いた。
友達と焼鳥を食べに行く。
お店で焼鳥を食べていると、友達の知り合いだというその店のオーナーが結構な頻度で会話に入ってくる。それ自体は全然良いのだが、そのオーナーがやたらと友達を持ち上げるのが妙に居心地が悪い。
「別のお店の方にも来ていただいて…」
「この方、ほんとに面白いですよねぇ…」
「これ本来はメニューにないものを特別にお出しするんですけどね…」
どういう仲なのか聞く隙が与えられず、少し疲れてしまった。
こういうとき「ありがとうございます!嬉しい!美味しい!大好き!」とは言えない性分であるので、仕方ない。
気まずいので写真はない。
旅行友達とお寿司を食べに行く。
旅行に行った先で意気投合した何人かと時々、寿司を食べる。だいたい同じメンバー。同じ店。ただただ「旨い寿司は旨い」と「また旅行行きたいね」という話しかしない。
ご飯を食べてて、隣の客から蘊蓄を聞かされる。
聞いてない蘊蓄を話し出す奴って何なんだろうか。
「酒がマズなるんじゃ」という気持ちを抑えて、魔法の相槌「へぇー不思議ですね」を108回繰り出して帰る。まあこういう日もあるか。
近所のお寿司屋さんでお寿司を食べる。
コロナ自粛でご近所のお寿司屋さんに行ってなかったので、久しぶりに行く。お寿司、好きなんです。このお店は大将が変に気取ってなくていい。
年の離れた友達に誕生日おめでとうのメッセージを送る。
毎年、誕生日前後でお祝いをするんだけど、今年はコロナ禍でそれも延期。ひとまずおめでとうメールをすると、お礼とともに「近々手術を控えている」というお返事。なんですか。もうそんなお年頃ですか。少しだけ不安そうなので、励ましたりする。手術して具合が良くなったら改めてきちんとお祝いをしましょう。
魚市場に行こうとして、直前で中止になって結局ラム肉を食べる。
早起きして魚市場に行く予定だったんだけど、アテンドしてもらう予定だった友達のご家族が体調を崩してしまい、急遽市場行きは中止に。
代わりに残ったメンバーで(なぜか)ラム肉を食べて帰る。
新しい美容室に行く。
最近仕事があんまり楽しくない。まあ今まで楽しかったことなんてないんだけどさ。いままでずっと同じお店で髪切ってたんだけど、なんとなく新しい気持ちになりたくて新しいお店で髪を切った。
ご近所さんとオンライン落語を観る。
チケットを取ってたけどコロナの影響で中止になっていた興行が、オンラインで復活するということで、落語好きなご近所さんで集まって落語を観る。
私はそんなに落語に詳しくないんだけど、やっぱり面白かったなぁ。
イタリアンを食べに行き、普段あまり話さない人と並んでご飯を食べる。
カウンターで食べるタイプのイタリアンで、横並びでご飯を食べる。普段話さない人の隣に座ったが、特別何かを話すわけでなくとも楽しい時間になった。
お互いに気疲れしなかったのは、なんとなくお互いが普段持ってる「人との距離感」が似ていたのかもしれない。
和食を食べに行き、普段あまり話さない人と並んでご飯を食べる。
カウンターで食べるタイプの和食で、横並びでご飯を食べる。イタリアンの時とは別の人の隣に座ったが、今回のお隣さんはお料理が出されると凄い勢いでモリモリと食い、自分の分を食べ終わるとまだ食べている最中の私の方を向いて「これ美味しいよ」とお料理が出る度に教えてくれるのだった。不思議とあまり悪い気はしなかった。
初めて黒澤明の映画『羅生門』を観る。
なんだこれ、すげぇ面白かった。人は自分の信じたいものを信じるのかな、とか。
インド映画『きっと、うまくいく』を観る。
これも観たことなかったのでAmazonPrimeで見た。面白かった。MGMミュージカルの正統な後継者ってインド映画なんかな、とか思った。
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今月は以上です。